院長の知恵袋

CT

  • 2014.7.15

 CTとはComputed Tomograghy(コンピューター断層撮影)の略で放射線を多方面から物体に照射し、放射線の吸収具合を測定して、コンピューター処理をしたうえでそれを画像・映像化する技術です。現在では画像処理技術の向上により2次元画像だけでなく3次元グラフィックスとして見ることもできます。脳梗塞、腫瘍の広がり、骨破壊の状態、椎間板ヘルニア等の診断に有用です。

 よく比較対象とされるMRIと比べ、普及率が高く検査時間が短いので緊急時にも適した検査法でもあります。

 ちなみにCTは広く知られているのはいち早く実用化されたX線CTですが、広義ではCTとはポジトロン断層法(PET)、単一光子放射断層撮影(SPECT)、核磁気共鳴画像法(MRI)等の類似する技術すべてを指します。

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