院長の知恵袋
コラーゲン
- 2025.9.22
コラーゲンは、「にかわ」と「もとになるもの」、この二つの意味するラテン語の「col」と「gen」を合わせたものが語源と言われています。(にかわは獣や魚の皮・骨を煮詰めた接着剤のようなもの)
そしてコラーゲンとは細胞同士をつなぎ合わせるで、肌の張りや骨・血管のしなやかさ、関節の動きの滑らかさなどを維持する役割を担う繊維状の構造を持った高分子たんぱく質です。
人間の体の構成は水分が約60%、脂質は約15%、そしてたんぱく質が約20%となり、ミネラルなどが数%になります。またこのたんぱく質の中の約30%をコラーゲンが占めています。
体内のコラーゲン量は年齢とともに新陳代謝のスピードが落ちていくため、20才をピークに減少していきます。そのため20代に比べて60代では約75%まで減少します。