院長の知恵袋

MRI

  • 2014.5.27

 MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略で、身体に磁気を当て、体内の水素の原子核を共鳴させてエネルギーを放出させ、それを捉えることにより、生体の内部の情報を画像化する方法です。

 断層画像なのでCTとよく似た画像に見えますがまったく異なる物質の物理的法則を利用した撮影方法です。

 MRIはX線による放射線被爆もなく、X線では見ることのできない神経組織、軟骨、椎間板、脳などが描出されるため、きわめて有効な診断方法の一つと言えます。

 ただし、造影剤によるアレルギー反応、嘔気の副作用や、検査に時間がかかるため救急の場合使いづらい等のいくつかの欠点はあります。

 ちなみに通常の撮影方法では256ピクセル×256ピクセルですので、デジタルカメラの画素数に換算すればわずか6.6万画素だったりします。

骨折

  • 2014.5.26

 「ヒビだけで骨折じゃなかった。」
たびたび聞くせりふですが、骨にヒビが入っていたなら、それは『不全骨折』といって立派な骨折です。

 多くの人が骨折と認識している骨が完全に離れ離れになっている骨折は『完全骨折』といいます。

 骨折にはいろいろな分別の方法があります。多いので全て紹介できませんが、もう一つ多くの人が勘違いをしている骨折があります。
それは『複雑骨折』です。多くの人が一つの箇所で骨が何ヶ所もまたは砕けてしまったものを複雑骨折と勘違いされていますが、これは『複合骨折』といい、その中でも砕けてしまったものは『粉砕骨折』といいます。

 それなら複雑骨折とは何かというと、別名は『開放性骨折』とも呼ばれ、単純に言えば骨折した部分が皮膚まで損傷し出血しているもので、重度の場合は骨片が皮膚から見えてることもあります。
では、なぜ複雑というのか?それは治癒するまでが複雑だからです。

 これに対し、皮膚が損傷せず出血していない骨折を『単純骨折』といいます。

炎症

  • 2014.5.25

 炎症とは、外からの有害な刺激に対しての身体の防御反応のことを指します。

 その防御反応は、発赤(赤くなる)、熱感(熱く感じる)、腫脹(腫れる)、疼痛(痛む)、機能障害(普段どおりに動かせない)、と言った「炎症の五徴候」という特徴がみられます。

 ケガをすることによって炎症がおきますが、これは有害な刺激を受けたということで、ケガをした場所にはそこを治そうとたくさんの血が集まってきます。

 しかし、ケガをした直後はその働きが過剰すぎて痛みなどを増強させる結果となるのです。

 ケガをした直後は前回にお話したRICEを行うことによって、血を集めすぎないようにしなければなりません。

RICE

  • 2014.5.24

 ケガをした時に行う初期処置をRICEと言います。
RICEとは、Rest(安静)、Icinng(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字から由来します。

・Rest(安静): 言葉通り、患部を動かさず休ませることです。

・Icing(冷却): 患部を冷やすことで痛みを抑えます。

・Compression(圧迫): 患部に適度な圧迫を加えることで痛みを抑えます。

・Elevation(挙上): 患部を心臓より高い位置に持ってくることにより痛みを抑えます。

ケガをした場合は、RICEをどれだけ迅速に行うかが重要となってきます。

ウォーキング

  • 2014.5.23

 脂肪を燃焼させるのに、有酸素運動が良いと言われていますが、そのうち、最もお手軽なのがウォーキングではないでしょうか。

 ウォーキングは歩き始めた直後は脂肪の燃焼よりも炭水化物の燃焼が優位で、これが入れ替わり脂肪燃焼の効率がよくなるのは20分以降からとなります。
なので、出来れば30分以上は歩きたいところです。

 また、最も適している時間帯ですが、人は食事をするとインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンは脂肪の燃焼を抑制する働きがあるので、できればインスリンが働いていない時が好ましいといえます。
そうなると睡眠中は普通6時間くらいは何も食べられないので、朝起きて食事の前にするのが効果的だということになります。

 歩く速度は、速ければ速いほど良いと言う訳ではなく、逆に普段より若干遅い方が良いでしょう。

 朝起きた時に、30分以上ゆっくりと歩くと良いということになりますが、一番肝心な事は、何時でも少しでもいいのでまずは自分のペースで始めることです。

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