院長の知恵袋

骨折

  • 2014.5.26

 「ヒビだけで骨折じゃなかった。」
たびたび聞くせりふですが、骨にヒビが入っていたなら、それは『不全骨折』といって立派な骨折です。

 多くの人が骨折と認識している骨が完全に離れ離れになっている骨折は『完全骨折』といいます。

 骨折にはいろいろな分別の方法があります。多いので全て紹介できませんが、もう一つ多くの人が勘違いをしている骨折があります。
それは『複雑骨折』です。多くの人が一つの箇所で骨が何ヶ所もまたは砕けてしまったものを複雑骨折と勘違いされていますが、これは『複合骨折』といい、その中でも砕けてしまったものは『粉砕骨折』といいます。

 それなら複雑骨折とは何かというと、別名は『開放性骨折』とも呼ばれ、単純に言えば骨折した部分が皮膚まで損傷し出血しているもので、重度の場合は骨片が皮膚から見えてることもあります。
では、なぜ複雑というのか?それは治癒するまでが複雑だからです。

 これに対し、皮膚が損傷せず出血していない骨折を『単純骨折』といいます。

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